親子関係がうまくいっていない方へ~こどもと話すことの大切さ~
下の子(娘)が1歳を過ぎ、だんだんとこちらの言っていることを理解できるようになってきました。
「ばいばい」と言えば手を振ります。
「くつした履くよ」と言えばおひざの上にちょこんと座ります。
「オムツ替えるよ」と言うと、されたくないのであからさまに不機嫌な顔になります(笑)
鼻水が出ていて、何も言わずに拭くとめちゃくちゃ嫌がって暴れます。
でも、「お鼻拭くよ」と言って、娘が「んー」と言って頷いてから拭くと、おとなしくしています。
自分から理解して発している言葉は「まんま(ママ)」くらいですが、聞いて理解できることは結構あるみたいです。
また、それに対して納得するという高度な技術も持ち合わせているようです(←親ばか)
1歳そこらのこどもでさえ、話したら分かるのです。
でも、こどもと話をしない親御さん、割と多い気がします。
塾に来ている子たちの中にも、そういう親御さんは少なからずいます。
そのこどもたちは大体やらされ感でやっています。
こどもが塾に来ることに納得していないんですね…
「なんで塾に行くの?」
「なんで勉強するの?」
「なんで将来使わないことをやらなきゃいけないの?」
これらを勉強したくない言い訳と捉え、ちゃんと向き合わず、適当にあしらってしまう。
それでは、一生この問題は解決できません。
こどもは、自分の嫌いなことを無理やりやらされているとしか感じません。
嫌なことを強要する親なんて嫌いだ!
となります。
だから、ちゃんと話し合ったらどうでしょうか?
こどもだから話しても分からないですか?
分かるまで話してあげればいいじゃないですか。
1歳そこらのこどもでさえ、話したら分かるのですから(2回目)
たとえ今理解できなくても、話し続けることで、いずれ理解できるときが来るでしょう。
そして一定の納得ができれば、嫌がって暴れることなく、がんばれると思います。
話し、理解・納得してもらうことは簡単ではないかもしれません。
でも、そこを面倒くさがってやらなければ、ツケは回ってきます。
やらないことのデメリットが視覚化できれば、行動も変わってくると思います。
<こどもと話をしないことで生じるデメリット>
1.こどもが親に不信感を持つ
なんでやらされているか理解も納得もできない状態が続けば、さらに不信感は高まっていくでしょう。
2.コミュニケーションがとれない
話す機会が減れば、当然そうなりますね。
3.情報共有ができない
学校に出す書類を前日の夜、ひどいと当日の朝に出してくるなんてことも…
日々会話をすることで、コミュニケーションをとり、こどもにとって負担になる話でもしやすい関係になっておくことが大切ですね。
それができない状況になっているとすれば、それは親に問題があります。
難しく考えることはないと思います。
愛情を持ってこどもに接する。
これを根底に持っていれば、自然と行動できると思います。
親子関係をうまく構築できてこなかった方も、絶対に諦めないでください。
改善したご家庭も見てきました。
2割くらいですが…
でも、本気で変えよう!自分が変わろう!
と、こどものために思い、行動できたら、もっと多くのご家庭が良い親子関係を築いていけると思います。
まとめ
<こどもと話をしないことで生じるデメリット>
1.こどもが親に不信感を持つ
2.コミュニケーションがとれない
3.情報共有ができない
良好な親子関係を構築してこられなかったとしても、
愛情を持ってこどもに接する
ことで、関係改善は十分可能である。
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